Meta Questシリーズの貸し出しに関して

担当:小鷹・中川

このページは、芸工実習(D)3「メディア表現基礎」、(D)4「共通実習」において貸し出し可能なMeta  Questシリーズに関するページです。

画像出典:https://about.meta.com/ja/metaverse/#virtual-reality

 

[貸し出しについて]

imdの実習(D)3「メディア表現基礎」、(D)4「共通実習」では実習期間中、受講者にVRヘッドセットMeta Questシリーズを貸し出しています。現在以下にあげた合計 10台*のヘッドセットが貸し出し可能です。

  • Meta Quest:  2台
  • Meta Quest 2:   8台

*2022年度のD4「共通実習」は実習カリキュラム変更等の都合によりMeta Quest 2、5台のみの貸し出しとなります。

 

[貸し出しの時期・方法]

  • 実習期間中のいずれかの日に借用希望者を募り貸し出します(例年第2〜3週あたり)。希望者が貸し出し可能台数を超えた場合は抽選で借用者を決定します。

 

[貸し出しの注意点・ルール等]

  • 借用後に制作コンセプトの変更等でVR機器を使用しないことになった場合は、速やかに担当教員にメールで連絡して返却してください。
  • 故障・破損・紛失・盗難等について、借用者の過失によってこれらの事態に遭遇した場合は機材を弁償してもらう可能性もあります。
    (故障・破損の場合)どのような状況下で故障・破損したのか、担当教員に詳細を報告してください。
    (紛失・盗難の場合)どのような状況下で紛失したのか、または盗難にあったのか、担当教員に詳細を報告した上で、警察に届け出を提出してもらいます。
  • 芸工実習(D)3「メディア表現基礎」、(D)4「共通実習」以外での貸し出しはおこなっていません(3年次の(D)5「XR」でも貸し出していますが、(D)3,4とは異なる貸し出し方となっています)。卓展や芸工祭、卒業研究・制作でも貸し出し不可です。特に卒業研究・制作で使用する場合は所属研究室保有のHMDを使用することとなっていますので、その際は指導教員に相談してください。
  • 大学の機材は丁寧かつ大事に扱ってください。特にVR関連機器は丁寧に扱わないとセンサー類が破損する可能性があります。

 

[アカウント・セットアップに関して]

通常、Questを購入して使用する場合、Facebookアカウント*1、もしくは、Metaアカウントが必要となり、セットアップ時にはiPhoneまたはAndroidが必要です。具体的には、所有のiPhoneまたはAndroidにMeta Questアプリをインストールして自身のアカウントでログインし、Quest本体と連携させてセットアップを行うようになっています(下記の[Quest2の設定]で参照可)。貸し出し用Questは現在中川研究室のMetaアカウントで設定されておりQuestの「開発者モード」がONに設定されているため、借用者が特にセットアップせずに(iPhoneやAndroid無しに)Unityで開発したものをインストール可能な状態です。つまり、借用後パソコンとQuestをUSBケーブルで接続してUnityから直接書き出し可能となっています*2。

借用者が自身のiPhoneやAndroidのMeta Questアプリと連携させるためには、購入して使用開始する場合と同様に自分のアカウントと紐づけてQuestを設定し直す必要があります(アカウントが無い場合はアカウントの作成から行います)。自分のアカウントを使用してスマホと連携させて使用するメリットは「スマホでQuestでの体験をリアルタイムにキャプチャ・録画等が可能」なことや、「自身のアカウント経由で購入したアプリを使用することが可能」な点等です。こういったメリットに興味があり、自分のFacebookアカウントやMetaアカウントでログインして使用したい場合はQuestをリストアして使用してもらっても構いません。これらのメリットに興味がなければ、中川研のMetaアカウントのまま使用してもらって問題ありません。

*1: 注意:Facebookアカウントは1人につき一つしか作成できなようです。また偽名等を使うとFacebookアカウントを使用できなくなる可能性がありますので注意してください。

*2: 機材の状態によっては書き出しできない場合があるようです。その場合は、いったんリストアして自身のアカウントでセットアップしてから使用し始めてください。

*3: 出典「オキュラスクエスト2:複数アカウントでログイン&切り替え方法!削除やアプリ共有できない場合について」

 

[Questの設定]

https://www.rentio.jp/matome/2019/07/how-to-setting-oculus-quest/

 

[Quest2の設定]

https://support.oculus.com/795778631158860/?locale=ja_JP

 

[Unityでの開発について]

以下のサイトを参考にしたり、検索エンジンで、Unity,Quest,Quest2, 実装したい体験に関するキーワード等を打ち込んで調べてみると、簡単に実装できるような有益な情報に巡り会えます。借用後リストアするなどして自身のアカウントで開発を行う場合は上記の[アカウントに関して]でも触れているようにQuestシリーズの開発者モードをONにしなければなりません。下記のサイトやQ&A情報*1を参考にしてみてください。

*1: 出典「「Meta Quest を開発者モードに設定するにはどうしたら良いですか?」(Holoeyes株式会社)

 

[返却時の作業]

使用状況により以下の1〜3のいずれかの作業を行なって返却してください。

  1. 中川研アカウントのまま使用した場合:自分がインストールしたアプリを消去してください。
  2. マルチアカウントで使用した場合:自分のアカウントとインストールしたアプリを消去してください。
  3. リストアして自分のアカウントのみで使用した場合:リストアした状態で返却してください。

 

[リストアの仕方]

https://support.oculus.com/articles/fix-a-problem/troubleshoot-headsets-and-accessories/troubleshooting-factory-reset-quest-2/?locale=ja_JP

 

 

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