減災教育用VR(新バージョン)の開発

2020年10月から12月まで、中川研究室の薗部健(M1)が学外実務プロジェクト(当大学院によるインターンシップ制度)において、ブータン防災局(DDM)に受け入れ先となってもらい、Mr. SonamプロジェクトマネジャーらとともにSATREPSのための減災教育用Virtual Reality(VR)の新バージョンの開発を行いました。この新バージョンVRはブータン文化局(DOC)に設けられている実大実験場をモチーフとした体験がベースとなっており、SATREPSプロジェクトの研究成果と直結するユニークな体験を特徴としています。


オンラインミーティングの様子(3Dモデル制作協力:寺田有希(中川研3年))

https://www.jica.go.jp/project/bhutan/009/news/20201231.html

SATREPSとは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)並びに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施している、開発途上国の研究者が共同で研究を行う3~5年間の研究プログラムです。
https://www.jst.go.jp/global/about.html

中川研究室は、名古屋市立大学芸術工学研究科青木孝義研究室が中心となって進めるSATREPSプロジェクト「ブータンにおける組積構造建築の地震リスク評価と減災技術の開発プロジェクト」に参加し、ブータン国民のための減災教育VRの開発を行っています。

 

名古屋市立大学芸術工学研究科青木孝義研究室

ブータンにおける組積構造建築の地震リスク評価と減災技術の開発プロジェクト