減災教育用VR(新バージョン)の開発(2021.12)

2021年10月から12月まで、M1の岸江浩太郎が学外実務プロジェクト(*1)において、ブータン防災局(DDM)に受け入れ先となってもらい、Mr. SonamプロジェクトマネジャーらとともにSATREPS(*2)プロジェクトにおける減災教育用Virtual Reality(VR)の新バージョン《SVR-2》の開発に従事しました。SVR-2は昨年度より開発が進められておりましたが、今回の学外実務プロジェクトでは使用するVRデバイスの特性や体験方式について再検討し、CGのほとんどの部分を再構築しました。この再構築はSVR-2のメタバース版リリースへ向けてのアプローチでもあり、メタバース版のリリースは4月頃になる予定です。

*1 名古屋市立大学大学院のインターンシップ制度

*2 SATREPSとは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)並びに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施している、開発途上国の研究者が共同で研究を行う3~5年間の研究プログラムです。中川研究室は、名古屋市立大学芸術工学研究科青木孝義研究室が中心となって進めるSATREPSプロジェクト「ブータンにおける組積構造建築の地震リスク評価と減災技術の開発プロジェクト」に参加し、ブータン国民のための減災教育VRの開発を行っています。
https://www.jst.go.jp/global/about.html

 

 

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